宅配の冷凍弁当とはどのようなサービスなのか徹底解説! 冷凍・冷蔵・常温の宅配弁当の違い、冷凍弁当のメリット・デメリットも詳しく紹介します。
宅配冷凍弁当サービスの選び方もまとめているので、これから宅配冷凍弁当を利用したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
冷凍弁当の宅配サービスとは メリット・デメリットから選び方まで徹底解説
最終更新日:2024年02月26日
※料金はすべて税込価格です。
※1食あたりの料金は小数点以下を四捨五入しています。
※口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
宅配冷凍弁当とは 冷蔵・常温との違い
宅配冷凍弁当とは、その名のとおり注文すると冷凍弁当を自宅に宅配してくれるサービスです。3食分などの少ない食数でこまめに買うことも、10食以上をまとめ買いすることもできます。
温めるだけの宅配冷凍弁当は自炊に比べて手間がかからず、管理栄養士監修で栄養バランスが整っているものが多いことが特徴です。ダイエットや筋トレに特化したもの、塩分・糖質などの食事制限に特化したものもあります。
また宅配弁当には、冷凍弁当のほかに冷蔵・常温で弁当を届けてくれるサービスも。違いは以下のとおりです。
冷凍・冷蔵・常温のおもな違い
メリット | デメリット | |
---|---|---|
冷凍 | ・消費期限が長い (6~12ヵ月) ・配達日時を指定可 ・好きなときに食べられる ・まとめ買い向き |
・「おかずのみ」が基本スタイル ・冷凍庫のスペースを取る |
冷蔵 ・常温 |
・置き配を利用可 ・主食付きが多い ・配達先の安否確認を兼ねるケースも |
・消費期限が短い (当日中) |
宅配冷凍弁当の魅力は、なんといっても保存が効くことです。冷蔵・常温の宅配弁当は当日中に食べなければいけないものが多いですが、宅配冷凍弁当は冷凍庫で6ヵ月以上保管できます。
ストックしておけば好きなタイミングで好きなメニューの弁当が食べられるので、利用すると毎日の生活が非常に楽になります。
宅配冷凍弁当はこんな人におすすめ!
宅配冷凍弁当は、次のような人におすすめです。
宅配冷凍弁当がおすすめな人
- 買い物や自炊が苦手・できない人
- 種類豊富な美味しい料理を食べたい人
- 栄養バランスの良い食事を摂りたい人
- ダイエット・ボディメイクしたい人
- 食事制限・介護食が必要な高齢者
- いつでも食べられる食事をストックしておきたい人
- 食費を節約したい人
簡単に食べられる宅配冷凍弁当は、特に買い物や自炊が苦手な人・できない人に向いています。赤ちゃんがいる、時間がないなどの理由で買い物が大変だと感じている人や、料理が苦手な一人暮らしの人は、宅配冷凍弁当を利用すると満足できるでしょう。
また食生活が乱れており栄養バランスが気になる人、美味しい料理を食べながらダイエット・ボディメイクがしたい人にも宅配冷凍弁当はおすすめです。
食事制限メニューや介護食メニューがある宅配冷凍弁当サービスであれば、高齢者や周りの人が利用することによって食事の準備の負担を軽くできます。
冷凍弁当の宅配サービスを使う5つのメリット
冷凍弁当の宅配サービスを利用することで得られるおもな5つのメリットについて、詳しく解説します。
各メリットごとにおすすめのサービスや関連記事も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
宅配冷凍弁当 5つのメリット
買い出し・調理・片付けの手間が省ける
宅配冷凍弁当は注文するだけで自宅に届くので、食事を用意するために買い出しに行く手間が省けます。自分で献立を考えて食材を選んだり、重い荷物を運ぶ必要もありません。
また宅配冷凍弁当は、電子レンジや湯煎で温めるだけで食べられます。調理は不要です。食べたあとは容器を捨てるだけなので、後片付けも非常に簡単。洗い物をする手間も省けます。
「nosh(ナッシュ)」などの紙容器を採用している宅配冷凍弁当を利用すれば、燃えるゴミで捨てられます。
タイパ(タイムパフォーマンス)は抜群で、料理や食事にかける時間をできるだけ減らしたい方には強い味方となってくれるでしょう。
味が美味しくてメニュー豊富なので飽きにくい
宅配冷凍弁当は「美味しくないのでは」と思われがちですが、専属シェフが献立考案やレシピ作成を手掛けている美味しい宅配冷凍弁当サービスがたくさんあります。
冷凍ゆえに揚げ物などに弱いという特徴がある一方、ラクタさん編集部が実食した冷凍宅配弁当の中には冷凍の宅配弁当とは思えないほど美味しいものもたくさんありました。
一般的に冷凍食品は出来たてを急速冷凍しているため、チルド食品よりも美味しさを閉じ込めやすいとも言われています。冷凍技術は非常に上がっており、冷凍=不味いというのは過去のものです。
また宅配冷凍弁当には、100種類以上のメニューが揃っているサービスや毎週メニューを更新しているサービスも多いです。
さらに宅配冷凍弁当サービス自体の数が多いため、ひとつのサービスのメニューをすべて食べてしまったり飽きてしまったりしても、ほかのサービスを利用すればまた新たな味と出会えることも大きな魅力です。
冷凍食品のおいしさの秘密
管理栄養士監修でダイエットにおすすめ
宅配冷凍弁当は管理栄養士が監修しているものが多く、栄養バランスを重視して作られているものがほとんど。さらにカロリーや糖質などが一定の栄養基準で作られているものもあります。
たとえば「三ツ星ファーム」は、100種類以上のメニューのほとんどがカロリー350kcal以下・糖質25g以下・たんぱく質15g以上です。野菜もたくさん入っているため、カロリーや糖質を抑えつつ健康的な食事をしたい人に向いています。
1食分の量が決まっている宅配冷凍弁当は、「今日の夜はこれだけ食べる」というように区切りがつけやすいので、ダイエットにもおすすめ。
「マッスルデリ」や「筋肉食堂DELI」のように、ダイエットや筋トレに特化したプランが用意されている宅配冷凍弁当もあります。
ダイエットにおすすめの宅配冷凍弁当はこちら
制限食・介護食などの高齢者向けあり
宅配冷凍弁当は、基本的にカロリー・たんぱく質・糖質・塩分といった成分が明記されています。そのため、糖尿病や高血圧といった持病がある人の食事制限や栄養管理・計算もしやすいことが特徴です。
さらに「食宅便」のように、カロリーや糖質、たんぱく質、塩分などを制限したコースが用意された宅配冷凍弁当もあります。
宅配冷凍弁当を食べるだけで病気が治ることはありませんが、健康維持や毎日の食事管理の負担を軽くするのに役立つでしょう。
また「まごころケア食」といった高齢者向けの宅配冷凍弁当サービスであれば、噛む力や嚥下力が落ちた高齢者も食べやすい『ムース食』などを扱っているケースも。
食材を刻んだり潰したりして介護食を作るのは大変ですが、宅配冷凍弁当サービスを活用すれば介護食作りの手間をなくすことも可能です。
高齢者向け宅配弁当のおすすめはこちら
コスパがよく自炊より割安になることも
食材や食品の高騰が続く昨今では、自炊しても1食あたりの金額が高くなりやすくなってしまいました。出来合いの総菜なども一緒に買う場合は、なおさら高くなりがちです。
宅配冷凍弁当の価格目安は1食あたり500~700円前後。おかずのみの弁当だと別途ご飯などの主食を用意する必要がありますが、副菜が付く上に買い物・調理の手間を省けることも加味すると十分価格に見合っています。
また宅配冷凍弁当にはまとめ買いや継続購入で割引が適用になるところも多いです。利用方法によっては、さらに自炊よりも食費を抑えられることがあります。
安い宅配弁当ランキングはこちら
冷凍弁当の宅配サービスを使う5つのデメリット
宅配冷凍弁当サービスのおもなデメリット5つについて、詳しく解説します。
宅配冷凍弁当 5つのデメリット
冷凍庫のスペースが必要
宅配冷凍弁当は、冷凍庫のスペースを圧迫してしまうことが大きなデメリットです。
容器の改良を重ねて省スペースになったサービスも多いですが、まとめ買いをするのであれば冷凍庫のスペースがある程度必要になります。
ファミリー用の大きい冷蔵庫を使っていたり、冷凍庫単体があればそこまで大きな問題ではありません。しかし一人暮らし用などの小さい冷凍庫だと、宅配冷凍弁当のまとめ買いをするのは難しいです。
「三ツ星ファーム」など、一部サービスでは冷凍庫をレンタルを行っています。保管スペースに困っている方は、こういったサービスを検討すると良いでしょう。
冷凍庫が小さいときの対処法はこちら
ボリューム(量)が少なめ
男性やたくさん食べる人からすると、ボリューム(量)は少なめです。物足りないと感じる可能性があります。
また、ごはんやパンなどの主食がついていないサービスが多いです。糖質制限中などで主食はいらないという人なら問題ありませんが、主食が欲しい場合は自分でお米を炊いたり、パックごはんを別途用意したりする必要がある点もデメリットです。
ただ、なかには主食付きの宅配冷凍弁当もあります。玄米ご飯や雑穀米など、ヘルシーな主食を付けているところが多いです。
ラクタさん編集部では、「マッスルデリ」「筋肉食堂DELI」は、「ボリューム」の評判が高いです。ボリュームがある食事でないと満足できない人はこういったサービスを選びましょう。
ボリュームがある宅配弁当はこちら
苦手な食材やアレルギーがあるとメニュー選びが難しい
上の画像のように、宅配冷凍弁当の主菜・副菜の組み合わせはすでに決まっており、一人ひとりに合わせて中身を変更するといったことは基本できません。苦手な食材がある場合は、自分で写真や原材料をチェックする必要があります。
「nosh(ナッシュ)」のように苦手な食材をフィルタリングできるものもありますが、アレルギー食材には対応していません。
また同一工場で何種類ものメニューを作っている宅配冷凍弁当サービスも多いので、アレルギーがある人は注意しましょう。
注文から届くまで少し時間がかかる
宅配冷凍弁当サービスには注文の当日・翌日に届くものが少なく、最短でも2~3日かかるところがほとんど。そのため宅配冷凍弁当をメインに食生活を構成するなら、消費しきる前に注文する計画性が必要です。
ただし「夕食ネット」は、宅配冷凍弁当サービスのなかでは珍しく、朝5時までの注文で当日配達してくれます。
「夕食ネット」は利用できる地域が限られてしまいますが、注文当日・翌日に宅配冷凍弁当を配達してほしい人は検討してみてください。
「夕食ネット」の配達地域
- 東京都/埼玉県/千葉県/静岡県/京都府/大阪府/奈良県/兵庫県/岡山県/徳島県
夕食ネットの口コミはこちら
クール便で届くため送料が高め
宅配冷凍弁当は配送もクール便でおこなう必要があるため、送料が高めであるケースが多いです。また地域によって送料が変わる宅配冷凍弁当も多く、特に沖縄や北海道は高くなることがほとんど。
しかし「夕食ネット」のように、自社配送をおこなっているサービスは送料無料で配達してくれる傾向にあります。
また商品価格に送料が含まれており、注文する地域によって支払総額が変動しない宅配冷凍弁当サービスも。
例えば、ダイエットやボディメイクに特化した宅配冷凍弁当サービス「Dietician(ダイエティシャン)」は、商品価格に送料が含まれているため、全国どこから注文しても支払総額が変わりません。
「夕食ネット」は利用できる地域が限られてしまうので、「夕食ネット」の配達地域外かつ送料が高くなりがちな地域に住んでいる人は「Dietician」のような宅配冷凍弁当を検討してみましょう。
Dieticianの口コミや評判はこちら
サービスを詳しく比較したい方はこちら
宅配冷凍弁当の選び方
宅配冷凍弁当サービスの選び方・選ぶときのポイントを解説します。
宅配冷凍弁当 選び方
目的や状況に合った冷凍弁当を選ぶ
宅配冷凍弁当の栄養バランスは基本的に整っていますが、さらにダイエットなどに特化したもの・一人暮らしなどの状況別に向いているものがあります。
それぞれの目的や状況に応じた宅配冷凍弁当サービスを選ぶことで、より多くのメリットを得られるでしょう。
目的・状況別におすすめ宅配冷凍弁当を紹介している記事をぜひご覧ください。
予算内に収まる冷凍弁当を選ぶ
宅配冷凍弁当サービスはそれぞれ価格が異なり、送料にも違いがあります。
もしサービス自体に魅力を感じたとしても予算オーバーしてしまうと継続するのは難しいので、宅配冷凍弁当を選ぶときは料金がいくらかかるのかしっかり把握しておくことが大切です。
以下の記事では送料込みで安い宅配冷凍弁当をランキングで紹介しています。
なるべくコスパの良い宅配冷凍弁当を使いたい人は、以下をチェックしてみてください。
お試しや初回割引がある冷凍弁当を選ぶ
初めて宅配冷凍弁当を注文する場合は、初回限定で利用できるお試しセットや初回割引があるかどうかも確認しておきましょう。
宅配冷凍弁当の初回割引とは、定期購入を注文すると初回分の価格が割引されるキャンペーンです。ほとんどが最初の1回だけで解約できるので、初回割引もお試しセットのような使い方ができます。
お試しできる宅配冷凍弁当サービスは以下の記事で詳しく解説しているので、お得に始めたい人はあわせて確認してみてください。
【まとめ】宅配冷凍弁当で生活を楽にしよう
温めるだけで食べられる宅配冷凍弁当は、自炊の負担を軽減してくれるとても便利なサービスです。栄養バランスも整っているので、健康的な食生活を送りたい人には特に向いています。
宅配冷凍弁当サービスは多数ありますが、実際に16社以上を試した編集部のおすすめは、累計販売食数が8,000万食を突破した「nosh(ナッシュ)」です。
主菜1つに副菜3つと品数が豊富で味も美味しく、宅配冷凍弁当のなかでも見た目が華やかなことが特徴です。
冷凍弁当・パン・スイーツなどのメニューが合計80種類以上も揃っており、毎週3つのメニュー更新があるのも嬉しいポイント。
通常価格が1食599円~と手頃な上に、初回割引として合計3,000円OFFになる特典も用意されています。
どの宅配冷凍弁当にしようか迷っている人は、まず「nosh(ナッシュ)」から検討してみることをおすすめします。
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