【増量祭】他よりもちょっと地味？ コーン2倍で糖度マシマシな「コールスローサラダ」

一面がコーンの黄色に染まっていて、キャベツが見えない。なんというか、増量物で表面を覆うのはセブンｰイレブンの常套手段なのかもしれない。

いつもながらに思うが、セブン-イレブンの透明パッケージは、今回の増量がパッと目に見えるので、手に取ってみる側からしてわかりやすいのは好印象だ。このままでは何も見えないので、開封して中を見ていこう。

ふたを開けてもコーンしか見えなかったため、少し寄せてみた。キュウリやハム、そしてメインであるキャベツが顔を見せている。コーンが多いこと以外は、いたって一般的なコールスローサラダだが、ハムが入っているのは嬉しい。

余談だが、筆者の実家ではコールスローサラダに金糸瓜を入れてより食感を出すのが好きだ。それでは早速いただいていこう。

コーンの自然な甘さと、ドレッシングの酸味が独特な甘酸っぱさを醸し、後からキャベツを噛みしめた後でコーンとはまた別のキャベツからにじみ出る糖が混ざってきて複雑な味を楽しめる。グルメリポーター彦摩呂氏の「味の宝石箱や」という文言はこういう時に使うべきだろうか？

「ただ甘酸っぱいだけ」の印象を崩すのがハムの役割で、合間に少しずつ食べることで塩味と味のリセットを挟める。コーンの増量で甘さが強くなった分、引き締める味が弱くなったので黒こしょうを少し強めに振ってもいいかもしれない。

総評としては、王道かつシンプルなコールスローサラダ。元々の商品では「塩味が強い」という口コミも散見されたので、コーン2倍は嬉しい方向に作用しているのかもしれない。

興味を持った人はぜひ手に取ってみてほしい。