セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマートでは、たんぱく質10〜30g前後の商品がずらり。プロテインドリンクはもちろん、惣菜・サンドイッチ・チルド弁当にも選べる幅が広がっています。
本記事では、各コンビニで買える注目の高たんぱく商品や、目的別(減量・増量)に応じた選び方、さらに吸収率を高める食べ合わせのコツや宅配弁当との併用など、実践的な情報をまとめて紹介します。


筋トレ民の“秘密兵器”はコンビニにあり! 手軽にたんぱく質が摂れる商品まとめ
最終更新日:2025年05月26日
※掲載している情報は記事執筆時点のものです。
※口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
※料金はすべて税込価格です。
※1食または1品あたりの料金は、公式サイトの表記に準拠しています。記載がない場合は、編集部が独自に算出し、小数点以下は四捨五入しています。
知らなきゃ損! コンビニの高たんぱく食品が優秀すぎる

コンビニの食事と聞くと「栄養が偏りそう」「身体に悪そう」といったイメージが根強いですよね。揚げ物やスナック菓子など、高カロリーな商品が目立つのも事実です。
しかし、各コンビニでは健康を意識した高たんぱく・低脂質の食品が続々と登場。少し目線を変えると筋トレ・ダイエット・ボディメイク中でも安心して利用できる商品が見つかります。
たとえば、プロテインバーやサラダチキン、豆腐バー、ギリシャヨーグルトなどは、1個で10g前後のたんぱく質を摂取できる優れもの。ジム帰りの補食や忙しい日のランチ代わりにも取り入れやすく、手軽にたんぱく質を補給できるのが魅力です。
「セブン‐イレブン」で買える! 高たんぱく商品5選

セブン‐イレブンは、サラダチキンやゆでたまごといった定番アイテムに加え、惣菜系の高たんぱく商品が充実しているのが特徴です。まずは、セブン‐イレブンで手に入るおすすめの高たんぱく商品を5つ厳選して紹介します。
たんぱく質が摂れるレバニラ(35.5g/食)

出典元:「セブン‐イレブン」公式
料金 | ||
---|---|---|
389円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
437 kcal | 35.5 g | 22.0 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
23.7 g | 0.9 g | 2.4 g |
※2025年5月時点。
レバーとニラを炒めた中華惣菜。1食あたりのたんぱく質は35.5gとトップクラスです。
レバーには、筋トレで消耗しやすい赤血球の材料となる鉄分や免疫維持に役立つビタミンAが豊富。 濃い味付けでご飯との相性も良く、食欲をそそります。
たんぱく質が摂れるチキン&チリ(25.1g/食)

出典元:「セブン‐イレブン」公式
料金 | ||
---|---|---|
432円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
279 kcal | 25.1 g | 9.1 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
22.0 g | 4.2 g | 2.2 g |
※2025年5月時点。
鶏むね肉とゆで卵、チリソースを組み合わせた惣菜パン。鶏むね肉は低脂質で消化も早く、トレ後のリカバリー食に向いています。
たんぱく質25.1gに加え、糖質や脂質も適度に含まれており、栄養バランスも悪くありません。片手で食べられるので、時間が限られる平日のトレ前後にも使いやすい商品です。
たんぱく質が摂れる参鶏湯(21.4g/食)

出典元:「セブン‐イレブン」公式
料金 | ||
---|---|---|
387円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
245 kcal | 21.4 g | 10.1 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
16.0 g | 2.0 g | 2.7 g |
※2025年5月時点。
鶏肉ともち麦を使った韓国風スープで、たんぱく質21.4gを確保。温かい汁物は消化吸収を助け、トレーニング後の体にもやさしく届きます。
鶏のコラーゲンやアミノ酸に加え、もち麦由来のβ-グルカンも摂取できるのが特徴。さらに、糖質代謝に関与するビタミンB群も含まれており、コンディション維持を意識したい場面にも適しています。
おからと枝豆の豆腐バー(11.9g/食)

出典元:「セブン‐イレブン」公式
料金 | ||
---|---|---|
192円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
178 kcal | 11.9 g | 11.9 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
5.3 g | 1.2 g | 0.5 g |
※2025年5月時点。
豆腐ベースにおからと枝豆を加えたバータイプ。たんぱく質11.9gを含み、食物繊維やビタミンも摂取可能。 間食や軽食に適しています。
サイクルミー ブラックチョコバー(10g/食)
料金 | ||
---|---|---|
246円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
193 kcal | 10 g | - |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
- | 8.7 g | - |
※2025年5月時点。
1本でたんぱく質10gと食物繊維8.7gが摂れるチョコレートバー。甘さ控えめのビターチョコレート味で、忙しい朝や間食として手軽にたんぱく質と食物繊維を補給できます。
サイクルミー(Cycle.me)とは
「サイクルミー(Cycle.me)」とは、三井物産グループが展開するウェルビーイングブランドです。朝・昼・夜、それぞれの時間帯に適した栄養を効率よく摂取できるよう、「時間栄養学」の考えに基づいた商品を開発。セブン‐イレブンでは、同ブランドとの共同開発によるコンビニ限定商品が全国の店舗で販売されています。
「ローソン」で買える! 高たんぱく商品5選

ローソンは、たんぱく質が摂れる飲み物やお菓子など、間食に取り入れやすい高たんぱく商品が豊富にそろっているのが特徴です。ここでは、ローソンで手に入るおすすめの高たんぱく商品を5つ厳選してご紹介します。
たんぱく質が摂れる国産鶏むね肉のサラダ(23.1g/食)

出典元:「ローソン」公式
料金 | ||
---|---|---|
497円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
206 kcal | 23.1 g | 11.0 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
2.2 g | 2.7 g | 3.15 g |
※2025年5月時点。
脂質をおさえつつ、1食で23.1gのたんぱく質が摂れるサラダ。主菜としても成立するボリューム感があり、夜の軽食にも適しています。
ドレッシング次第で塩分やカロリーが増えるため、摂取バランスに応じて調整を。シンプルな構成で、糖質制限中にも取り入れやすい一品です。
たんぱく質が摂れるスナック サワークリームオニオン味(13.5g/食)

出典元:「ローソン」公式
料金 | ||
---|---|---|
168円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
168 kcal | 13.5 g | 8.1 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
9.3 g | 2.0 g | 0.5 g |
※2025年5月時点。
たんぱく質を13.5g摂れるサクサク食感のソイスナックです。口さみしいときや間食の置き換えとしても頼りになるのが魅力。ノンフライで余分な脂質が抑えられています。
豆腐バー 蓮根と枝豆(11.1g/食)

出典元:「ローソン」公式
料金 | ||
---|---|---|
214円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
153 kcal | 11.1 g | 9.9 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
4.4 g | 1.1 g | 0.9 g |
※2025年5月時点。
豆腐をベースに、蓮根と枝豆を練り込んだ植物性たんぱく質中心のスティックタイプ。1本で11.1gのたんぱく質が摂れ、動物性たんぱく質を控えたいときや、小腹満たしに活用できます。
脂質はやや高めなため、1日の摂取バランスに応じて他の食事と調整を。
4種野菜の焼つくねスティック(10.1g/食)

出典元:「ローソン」公式
料金 | ||
---|---|---|
214円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
90 kcal | 10.1 g | 2.9 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
3.9 g | 3.6 g | 1.3 g |
※2025年5月時点。
4種の野菜を練り込んだ焼きつくねで、1本あたりたんぱく質10.1gを含有。90kcalと軽量ながら、脂質・糖質も控えめでバランスのよい構成です。
スティック形状で扱いやすく、トレーニング前後の補食として温めずにそのまま食べられます。
たんぱく質10gが摂れる のむヨーグルト バナナ (10g/食)

出典元:「ローソン」公式
料金 | ||
---|---|---|
178円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
149 kcal | 10.0 g | 0.2 g |
糖質 | 食物繊維 | 食塩相当量 |
26.3 g | 0.3 g | 0.2 g |
※2025年5月時点。
たんぱく質10gとエネルギーを効率よく補給できるのむタイプのヨーグルト。バナナ風味で飲みやすく、朝の栄養チャージやトレーニング後のリカバリーにも適しています。
冷蔵保存が必要ですが、プラスチックボトル(チルド容器)で携帯性もあり、外出先でも取り入れやすい1本です。
「ファミリーマート」で買える! 高たんぱく商品5選

ファミリーマートは、サラダパスタや大豆ミートを使った鶏つくねサラダなど、ヘルシーで高たんぱくな商品が充実しているのが特徴です。ここでは、ファミリーマートで手に入るおすすめの高たんぱく商品を5つ厳選してご紹介します。
たんぱく質が摂れる!サラダチキンロール(26.1g/食)

出典元:「ファミリーマート」公式
料金 | ||
---|---|---|
398円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
319 kcal | 26.1 g | 11.8 g |
炭水化物(糖質+食物繊維) | 食塩相当量 | |
29.1 g | 2.2 g |
※2025年5月時点。
サラダチキンとゆで卵を組み合わせ、チリソース風味で仕上げたロールパン。1食でたんぱく質26.1gを摂取でき、脂質11.8g・糖質29.1gとエネルギーも十分。トレーニング後のリカバリーや忙しい日の軽食として活用しやすい一品です。
たんぱく質が摂れる炭火焼やきとり(22.8g/食)

出典元:「ファミリーマート」公式
料金 | ||
---|---|---|
298円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
- | 22.8 g | - |
炭水化物(糖質+食物繊維) | 食塩相当量 | |
- | - |
※2025年5月時点。
炭火で焼き上げた鶏肉を、醤油ダレで味付けした冷凍やきとり。1食あたりたんぱく質22.8gを含み、電子レンジで温めるだけで手軽に摂取可能。脂質や糖質の詳細は未公開ですが、シンプルな構成で間食や追加のたんぱく源として取り入れやすい商品です。
たんぱく質が摂れる!ローストチキンのパスタサラダ(15.8g/食)

出典元:「ファミリーマート」公式
料金 | ||
---|---|---|
398円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
235 kcal | 15.8 g | 5.6 g |
炭水化物(糖質+食物繊維) | 食塩相当量 | |
31.8 g | 3.3 g |
※2025年5月時点。
ローストチキンをトッピングしたパスタサラダで、たんぱく質15.8gを摂取可能。脂質5.6g・糖質31.8gとバランスの取れた構成で、235kcalと軽めの一品。トレーニング後の栄養補給や、昼食としても適しています。
たんぱく質が摂れる!根菜入り鶏つくねのサラダ(15.6g/食)

出典元:「ファミリーマート」公式
料金 | ||
---|---|---|
438円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
210 kcal | 15.6 g | 10.2 g |
炭水化物(糖質+食物繊維) | 食塩相当量 | |
15.1 g | 2.0 g |
※2025年5月時点。
大豆ミートを使用した鶏つくねに根菜を加えたサラダです。たんぱく質は1食あたり15.6gを摂取できます。脂質10.2g・糖質15.1gとやや脂質が高めですが、210kcalと控えめなカロリー。食物繊維も含まれており、間食や副菜として取り入れやすい商品です。
たんぱく質が摂れる!豚しゃぶのパスタサラダ(14.3g/食)

出典元:「ファミリーマート」公式
料金 | ||
---|---|---|
398円 | ||
熱量 | たんぱく質 | 脂質 |
304 kcal | 14.3 g | 12.7 g |
炭水化物(糖質+食物繊維) | 食塩相当量 | |
34.5 g | 3.3 g |
※2025年5月時点。
豚しゃぶをトッピングしたパスタサラダで、たんぱく質14.3gを摂取可能。脂質12.7g・糖質34.5gとエネルギーがやや高めで、304kcal。しっかりとした食べ応えがあり、トレーニング後や空腹時の食事として適しています。
見落とし注意! 高たんぱく食品の正しい選び方

高たんぱく食品を選ぶ際は、たんぱく質の含有量だけで判断するのではなく、脂質や糖質とのバランス(PFCバランス:三大栄養素)を意識することも大切です。
ほかにも動物性・植物性の違いや補助食品の使い方など、目的に合わせた選び方がボディメイクの成果に大きく影響します。
高たんぱく食を選ぶときの注意点
- 脂質や糖質とのバランスを見る
- 2種類のたんぱく質を使い分ける
- 補助食品の食べすぎに注意する
たんぱく質だけで選ばない!脂質・糖質も忘れずに
脂質と炭水化物(糖質+食物繊維)は、筋トレや運動時の重要なエネルギー源です。摂りすぎは体脂肪増加につながりますが、極端に制限するとパフォーマンスや回復力の低下を招きます。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、健康維持のためのPFCバランスとして、たんぱく質13〜20%、脂質20〜30%、糖質50〜65%が示されています。
筋トレ中の理想的なPFCバランスに明確な基準はありませんが、一部の学会資料において脂質はエネルギーの20〜30%、糖質は1日60分の運動で体重1kgあたり5〜10gの摂取が推奨されています。
【参考元】
寺田 新(東京大学)による「スポーツ栄養学における脂質の活用」(2018)
アミノ酸スポーツ栄養科学ラボ(味の素株式会社)
森永製菓株式会社ウイダートレーニングラボ(砂糖類・でん粉情報2017.8)
筋肥大? 減量? 目的別に動物性・植物性たんぱく質を使い分ける
たんぱく質には「動物性」と「植物性」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
植物性たんぱく質は、大豆や豆類などに多く含まれ、脂質が少ないのが特徴。イソフラボンや食物繊維などの機能性成分も同時に摂れるため、体脂肪を抑えたいときに適しています。
一方、動物性たんぱく質は肉・魚・卵・乳製品に多く、必須アミノ酸のバランスが良好。筋肉の合成に関わるロイシンも多く含まれており、筋肥大を目指す場面で重宝されます。
同じたんぱく質でもどちらかに偏るのではなく、目的や食事の内容に応じてバランスよく取り入れることが大切です。
食べすぎ注意! 補助食品にも結構なカロリーがある
プロテインバーや高たんぱくヨーグルト、スティックタイプのサラダチキンは、たんぱく質を補うのに便利な食品です。
ジム帰りの栄養補給や小腹満たしに活用しやすい一方で、「手軽さゆえに食べすぎてしまう」のが落とし穴。気づかないうちにカロリーオーバーにつながる恐れがあります。
こうした補助食品は、あくまで“補助”として使うのが基本。メインの食事の質と量を整えたうえで、不足しがちな場面で必要に応じてプラスするようにしましょう。
コンビニでも実践できる!筋トレを支える食べ合わせ術

コンビニをうまく使えば筋トレの成果をしっかり支える栄養補給が可能です。
ポイントは「高たんぱく食品をどう組み合わせるか」。単品で済ませるのではなく、他の栄養素とうまく組み合わせることで、吸収率や筋肉合成の効率が変わってきます。
ここでは、筋肉の合成や回復をより効率よくサポートする、おすすめの食べ合わせ例を紹介します。
高たんぱく食を活かす組み合わせ術
- ビタミンCや食物繊維で吸収効率アップ
- ビタミンB群を補って代謝サポート
- 糖質(炭水化物)も合わせて回復促進
ビタミンC × たんぱく質|筋肉の合成をサポート
筋トレ後のダメージ回復には、コラーゲンの合成が欠かせません。そのカギを握るのがビタミンC。たんぱく質と一緒に摂ることで、筋肉や腱の修復をサポートする土台を整えます。
コンビニなら、「サラダチキン+カットフルーツ(パインやキウイなど)」の組み合わせが手軽でおすすめ。果物には消化酵素や水分も含まれているため、食後の消化を助ける働きも期待できます。
ビタミンB群×たんぱく質|代謝とアミノ酸利用の効率アップ
たんぱく質は、体内でアミノ酸に分解されてはじめて筋肉の材料になります。このプロセスを支えているのが、ビタミンB群。特にビタミンB6、ナイアシン(B3)、B2は、筋合成に関わる重要な“縁の下の力持ち”です。
コンビニで取り入れるなら、「ツナおにぎり+豆腐バー」「焼きさば+おにぎり」などがおすすめ。魚系たんぱく源に主食を組み合わせることで、エネルギー源とたんぱく質の両方を効率的に補給できます。
糖質×たんぱく質|筋トレ後のリカバリーを効率化
筋トレ後は、たんぱく質単体よりも糖質とセットで摂ることがポイント。糖質を摂ることでインスリンの分泌が促され、アミノ酸が筋肉に取り込まれやすくなります。
結果として、筋グリコーゲンの再合成と筋肥大のサイクルが加速します。コンビニで取り入れるなら、「プロテイン飲料+バナナ」「おにぎり+ゆで卵」などがおすすめです。
摂り方も大事! たんぱく質をムダにしない食習慣

ジム通いをしているなら、たんぱく質の「量」だけでなく、タイミングや摂り方にも目を向けたいところ。ただ食べればOKではなく、体が必要としているときに必要な形で届けてあげることが重要です。
ここでは、筋肉の材料をムダにしないための、実践的なたんぱく質の摂取戦略を紹介します。
高たんぱく食を活かす摂取方法
- こまめな分散補給を意識する
- 運動の後30〜60分以内にリカバリ飯
こまめに摂ろう!オイコスや豆腐バーで分散補給
国際スポーツ栄養学会(ISSN|2017)では、1日を通じてたんぱく質を均等に摂取することが望ましく、1回あたり20〜30g程度を3〜6回に分けて摂ることが推奨されています。
1回でまとめて摂るのではなく、朝・昼・夜の食事に加えて、間食やトレーニング後の補食としてたんぱく質をプラスするのが理想です。
たとえば、コンビニやスーパーで手軽に買える「オイコス(OIKOS)」や「豆腐バー」は1個10g前後のたんぱく質を補えるため、こまめに摂取する際に活用すると便利です。
ゴールデンタイムを逃すな! 運動後30〜60分以内が目安
筋トレや有酸素運動の直後30〜60分間は、筋タンパク質の合成(MPS)が最も活性化するタイミングとされています。
この時間帯は「アナボリックウィンドウ」または「ゴールデンタイム」とも呼ばれ、たんぱく質を補給すると、筋肉の修復や成長を効果的にサポートできます。
さらに糖質を一緒に摂取すると、運動によって枯渇した筋グリコーゲンの再貯蔵も効率よく行われ、エネルギー回復にもつながります。
コンビニ×宅配弁当|食事管理をもっとラクにする方法

毎食メニューを考えて調理するのは、仕事や家事に追われる日常ではなかなかハードルが高いですよね。
そんなときに活用したいのが、温めるだけで食べられる冷凍宅配弁当。
高たんぱく食品を気軽に手に入れられるコンビニと、栄養バランスが整った宅配弁当を上手に組み合わせることで、手間をかけずに食事管理の精度を高められます。
宅配弁当とは?

冷凍宅配弁当とは、あらかじめ調理された食事を自宅に届けてくれるサービスです。届いた弁当は、電子レンジで温めるだけで食べられるため、調理や後片付けの手間を減らせます。
サービスの多くは栄養士や管理栄養士が監修しており、健康管理を意識する人や、忙しくて自炊が難しい人に利用されています。
一般的なフードデリバリーのように「できたての料理」がすぐに届くスタイルではなく、冷凍庫での保存を前提とした食事を計画的に受け取れるのが特徴です。
筋トレ中の人におすすめしたい宅配弁当2選
筋トレ中の人に特におすすめしたい宅配弁当を2つ厳選してご紹介します。どちらも実績があり、食事のクオリティにも定評のあるサービスです。ぜひ参考にしてみてください。
マッスルデリ
「マッスルデリ」は、筋トレやボディメイクに特化した冷凍宅配弁当サービス。1食あたりのたんぱく質は30〜40g前後と非常に高く、脂質は控えめ、炭水化物もトレーニング後を意識した量に調整されています。
「LEAN(減量向け)」「MAINTAIN(体型維持)」「GAIN(増量向け)」など目的別のプランが選べるため、目標に合わせた食事設計が手軽にできるのも大きな魅力。
コンビニでたんぱく質系スナックやドリンクを追加すれば、1日のPFCバランスも整えやすくなります。

▲イタリアチキンステーキ(たんぱく質35.9g/食)

ナッシュ

出典元:nosh(ナッシュ)公式
「ナッシュ(nosh)」は、全メニューが糖質30g以下・塩分2.5g以下に設計された冷凍宅配弁当サービスです。筋トレやボディメイク中の食事管理に活用できるラインナップも充実しています。
たとえば、「チキンのトマトチーズがけ」は、たんぱく質35.0g・糖質18.1g・塩分2.2g。しっかりたんぱく質を補給できるうえに糖質も抑えられるため、トレーニング後のリカバリー食としても適しています。

▲チキンのトマトチーズがけ(たんぱく質35g/食)


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