筆者の大学時代、当時キャンパスの再開発が行われていたため食堂がなく、代わりにたくさんのキッチンカーが並んでいた。
その時、講義を早抜けしてよく食べていたのが「タコライス」である。「タコス」から由来を発するこのメニューは沖縄の定番グルメで、メキシコ本国では誰も知らない日本料理だ。
本日はタコライスの具である「タコミート」が『マッスルデリ』のメニューに入っていたためレビューしていくことにする。
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【マッスルデリ】サルサソースの味付けに舌鼓を打つ「チーズとトマトのタコミートセット」
最終更新日:2025年05月01日

主菜は「チーズとトマトのタコミート」、副菜は「ニラチャンプル」である。副菜はメキシカンなビーンズ系の可能性も考えたのだが、「沖縄料理」として統一したようだ。チャンプルは「ごちゃまぜ」を意味する言葉で、他文化の味も混じったこのメニューにふさわしい名づけのようにも思われる。
解凍は500Wで6分40秒。筆者のレンジは分単位でしか設定できないため、7分で設定している。この微妙な数十秒を目視でチェックして取り出さなければいけないのが小さな課題だ。

実際に取り出してみると、鶏ひき肉にたっぷりとサルサソースがかけられていて、和食では中々嗅ぐことのないトマトベースの香ばしい香りが漂う。
ニラチャンプルも中々に強い匂いがして、タコミートと競い合っているかのようだ。エビが入っているのは好印象。
いつもは箸で食べるのだが、今回は具を取りにくいと思ったため、スプーンでいただくことにする。

早速タコミートにご飯をのせて一気にほおばる。かなり本格的なタコスミートだ。「味付けしたただの鶏そぼろ」と評してしまうのは穿ち過ぎである。
サルサソースの風味とチリのかすかな辛みがふわりと広がり、チーズとマッチして食べやすい。ただ個人的には、以前食した「豚もも肉のデミトマトソースセット」くらい甘くしてもよかったのかもしれない。
筆者が学生時代食べていた時は、トッピング追加でハラペーニョソースとマンゴーソースをかけていた。カロリーを考えると推奨できないが、韓国料理のような甘辛な味付けが好みの人は試してみるとよいだろう。

副菜の「ニラチャンプル」はどうか。一口頬張ると口の中でニラ祭りが開催される。その強すぎる風味の中で油揚げを噛みしめると。じわっと鶏ガラだしの味が染み出して全体を整えてくれる。ニラが暴投を繰り返すピッチャーなら、油揚げはそれを的確に受け止めるキャッチャーである。よいバッテリーが組めているのではないか。
また、小さな贅沢として海老が入っており、これが海鮮系のだしとうま味を与えてくれている。これは「一体感」を作るために必要な吹奏楽やチアリーディングにあたるだろうか。しかし、具材的には明らかに中華系なのにしっかりと和食の味がするのは何故なのだろう。
ニラの強力な風味は食欲を刺激するため、先に食べておくとさらに主菜を美味しく食べられるだろう。

さて、今回もあっという間に完食してしまった筆者だが、もしかしたらこの記事を見て「どんな味なのだろう」と興味を引く人がいてもおかしくないのではないか。
いまいち注文方法がわからないという人のため、筆者が実際に注文したときの流れをざっくりと紹介しておこうと思う。
なお、「マッスルデリ」はアプリ等はなく、Webから登録が必要な点に注意だ。初回はお得に注文できるため、まずは下記のボタンからマッスルデリの公式サイトを開き、「今すぐお得に購入する」をタップ。

チャット風の申し込みページに移行した後、最初に割引対象のプランが表示されるので選択しよう。筆者は迷わず男性ダイエット用5食セットを注文したが、料金は女性ダイエット用の方が安い。
内容に多少の差はあるが、お試しするだけなら男性でも女性ダイエット用を選んでも良いだろう。

後は個人情報や支払情報の入力などをチャット風の指示に従っていくだけで簡単に注文完了できる。
必要な項目を一つずつ投げかけられるチャット風の申し込みページは分かりやすく、筆者自身登録して首をかしげるようなことはなかった。Webページの30秒は少し言い過ぎかなと思いつつも、数分程度で終わる手軽さではある。

配送について、筆者は2025年3月31日に注文して同年4月5日に届いた。大体一週間くらい見ておくとよいだろう。「明日食べたい!」と思い立って即日発送することはできないので注意。
初回特典利用後は自動的に定期配送になることも覚えておきたい。解約は専用ページからしかできないため、継続を考えてない人はチェックしておこう。
また、少し割高ではあるが、楽天市場でも購入可能だ。こちらは定期配送はなく完全買い切りなので、検討してみると良いだろう。

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