私が「マッスルデリ」の2食目を手にしたとき、思わずしまったと声を上げてしまった。
筆者の冷凍庫は一人用で、10食も詰めると上から取っていくしかないのだが、次に手にしたメニューは「デミグラスハンバーグ&チキンセット」だった。
前回イタリアンチキンステーキを食していた私は、チキンが被ってしまったことに小さな不快感を覚えてしまったのだ。
とはいえ、メニューには目を張るものがあった。ハンバーグとチキンを両方1食で食べてしまっていいのか、と。むしろ、本メニューのグリルチキンと前回のチキンステーキの差を知りたくなった私は、あえて食べ比べてみることにした。


【マッスルデリ】鶏肉被りがち問題を味付けと副菜で克服した「デミグラスハンバーグ&チキンセット」
最終更新日:2025年04月11日

さて、いままでは原材料チェックを行っていたのだが、今回はあえて意識せず食べることにした。イメージが先行して、実食に支障をきたすと感じたからである。
温めにかかる時間は500Wで9分。ついに10分台が見えてきた。どこかで最も解凍に時間がかかったメニューをまとめておこうと思う。
温め時には小さな爆発音が何度かさく裂し、たびたび筆者の肩を震わせたが、取り出してみるといい感じに湯気が沸き立ち仕上がっていた。

なるほど、形といい肉感といいこれは見事なハンバーグだ。デミグラスソースの匂いと、ツヤのあるマッシュルームが食欲をそそる。
頬張ってみると、どちらかといえばあいびき肉のハンバーグの味。しかし油分はそこまで感じずあっさりと食べられる。かみ切るときにややぶるん、という感じで弾性がある。軟骨のこりこりとした歯応えが定期的にやってきて楽しい。

次に手を伸ばしたのは2種豆とホウレン草の温サラダ。そう、ホウレン草だ。私が副菜に求めていたものである。意外なことに豆は塩味が強く、単体でもおかずにできてしまうほど。
さっぱりしていて塩味とよく合う赤いんげんと、栗のような甘みを感じるひよこ豆の組み合わせも良い。ただの副菜と侮っていたが、ぺろっと食べ切ってしまった。

最後に口にしたのはチキンのグリル。色味や形はほとんどチキンステーキと同じで、使いまわしかなと初見では思った。しかし口にしてみると、「あ、違う」とつぶやいてしまう。
チキンステーキがイタリア風の味付けに和食調味料という組み合わせだったが、チキングリルはタコライスソースを使用したメキシカンな味付け。そう、ビーンズと合うように設計されていたのだ。塩分を控えめにしてあるため、一緒に食べたときに口の中が華やかになる。
似ているメニューでも献立に合わせて細かく変えてくれているのは好印象だ。よく考えれば、高タンパク低カロリーな鶏肉は重なりがちになっても仕方がない。しかし、そこで飽きないように工夫している点で「マッスルデリ」には好感が持てた。

さて、今回もあっという間に完食してしまった筆者だが、もしかしたらこの記事を見て「どんな味なのだろう」と興味を引く人がいてもおかしくないのではないか。
いまいち注文方法がわからないという人のため、筆者が実際に注文したときの流れをざっくりと紹介しておこうと思う。
なお、「マッスルデリ」はアプリ等はないため、Webから登録が必要な点に注意だ。初回はお得に頼めるため、まずは下記のボタンからマッスルデリの公式サイトを開き、「今すぐお得に購入する」をタップ。

チャット風の申し込みページに移行した後、最初に割引対象のプランが表示されるので選択しよう。筆者は迷わず男性ダイエット用5食セットを注文したが、料金は女性ダイエット用の方が安い。
内容に多少の差はあるが、お試しするだけなら男性でも女性ダイエット用を選んでも良いだろう。

後は個人情報や支払情報の入力などをチャット風の指示に従っていくだけで簡単に注文完了できる。
必要な項目を一つずつ投げかけられるチャット風の申し込みページは分かりやすく、筆者自身登録して首をかしげるようなことはなかった。Webページの30秒は少し言い過ぎかなと思いつつも、数分程度で終わる手軽さではある。

配送について、筆者は2025年3月31日に注文して同年4月5日に届いた。大体一週間くらい見ておくとよいだろう。「明日食べたい!」と思い立って即日発送することはできないので注意。
初回特典利用後は自動的に定期配送になることも覚えておきたい。解約は専用ページからしかできないため、継続を考えてない人はチェックしておこう。
また、少し割高ではあるが、楽天市場でも購入可能だ。こちらは定期配送はなく完全買い切りなので、検討してみると良いだろう。

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