昨年、大きな話題となり2週間で完売した幻のスイーツ「生雪見だいふく」が、2025年1月28日(火)から販売されています!
今年も販売開始直後からSNSを中心に盛り上がりを見せ、全国のスーパー・ドラッグストアの棚から消える事態となっています。
この波に乗らない手はない(というか単に食べてみたい)ということで、我々宅食グルメ編集部も熾烈な争奪戦に参戦! なんとか現物を入手することができたので、通常の「雪見だいふく」と比較しながら、正直な感想をお伝えします。


去年2週間で完売した「幻の」生雪見だいふくを実食!上品な甘さで無限に食べれそう
最終更新日:2025年01月31日
パッケージや大きさを比較 普通の雪見だいふくと何が違う?
さて、生雪見だいふくを手に入れたは良いものの、率直な感想としては「何が違うんだろう?」と首をかしげてしまいました。ぱっと見た感じでは、あまり違いを区別できません。
しかしそこであきらめてしまっては調査が終わってしまうので、写真やツールを用いてその差を比較してみました。
パッケージ的な変化はあまりない

雪見だいふくと生雪見だいふくのパッケージを比べてみましたが、サイズや材質などに違いはなく、外蓋の印刷が違うのみに感じました。
特別感のある商品だったので少し期待してしまいましたが、規格自体は同じもので生産されているようです。
大きさもあまり変わらない…? 定規で実際の大きさを調査
正直なところ、目視ではあまり変わらないように感じたので、定規ツールを使って実際に大きさを測ってみました。
生雪見だいふく:約5.4cm

雪見だいふく:約5.5cm

うーん、やっぱり変わらない……?
定規で測ってみても、気持ち通常の雪見だいふくの方が大きいかな、くらいの差でした。特に生雪見だいふくは手で触れると指の形にへこむので、実際は同じな気もします。
重さは通常の雪見だいふくが圧倒的
生雪見だいふくの重さは1個あたり28g(パッケージ表記)。Amazonで販売している雪見だいふくの商品詳細には重量が90g、単純計算で1個あたり約45gとなっていました。
手元に重さを量るもの無かったので手で持って比較してみましたが、重さでは通常の雪見だいふくの方がずっしりと重たかったです。
【実食】甘さ控えめで、優しく包み込まれるような味わい
大きさなどを一通り調べ終わった後、いよいよ実食。そのまま食べてしまうのも味気ないので、家にストックしていた紙皿に出して断面をチェック。中にはぎっしりとクリームが詰まっていました。

▲切って開いてみると、クリームがしっかりと詰め込まれている。
実際に口にほおばると、最初に鼻を抜けるのが求肥(ぎゅうひ)※に付いている粉の風味。不快なものではなく、もち皮部分の甘さを引き立てます。
その後大量のクリームが口に広がりますが、驚くべきことに甘さ控えめとなっていました。クリームの存在感は強いのに舌が甘ったるくならず、求肥の味を殺さず全体で優しい調和がとれています。
全然重たく感じないため、ついぺろりと平らげてしまいました。なるほど、この上品な味わいは、通常の雪見だいふくでは味わえません。
※雪見だいふくの皮部分

▲画像左が通常の雪見だいふく、画像右が生雪見だいふく。
実際に通常の雪見だいふくと食べ比べてみて、大きく差を感じたのは生地の柔らかさとクリーム(アイスクリーム)の甘さでした。
冷凍でももちもち感を保てる雪見だいふくの技術は確かに素晴らしいのですが、やはり"生"の求肥の食感とは異なります。
クリームをあえて例えるならば、百貨店の地下にある和菓子屋さんの味、というのがしっくりくるでしょうか。甘さは控えめで、通常の雪見だいふくを食べなれているとあまりの上品さに驚くこと間違いなしです。
しかし、単純な食べ応えでいえば雪見だいふくの方があるため、満腹感は出るように感じました。また、子どものおやつなどに出す場合は、甘味が強い雪見だいふくの方が喜ばれるかもしれません。
【売り場に注意】本当に品薄?今年も売り切れる可能性はある?
昨年は2週間で完売となってしまった商品ですが、今年はどうなのでしょうか?
購入するまでの状況を解説していきたいと思います。
完売間近のところをギリギリでゲット!
私が生雪見だいふくを購入できたのは、東京都内のライフでした。
どうしても商品が見つからなかったため、品出しの方に場所を聞くと、「デザートコーナーに残っていればあると思います」という返答をされました。

実際にデザートコーナーに行ってみると、ケーキ群の隙間に挟まれていました。しかも、残っていたのはたったの2つのみ。
今年もその人気は健在だったようです。余談ですが、宅食グルメ編集部の他メンバーも探しに行ったところ、すでに品切れでした。
私が購入しに行った時間は13時~14時ごろです。もしも再入荷の情報を手に入れた場合は、少なくともこの時間までには買いに行くことをおすすめします。
アイスではないので、雪見だいふくと売り場が違う点に注意

▲当然だが、アイスクリームコーナーに行っても通常の雪見だいふくしか置かれていない。
当然といえば当然ですが、生雪見だいふくは冷蔵商品のため、アイスクリームのある冷凍庫コーナーにはありません。
SNS上でも「アイスコーナーに売ってあると思った」という声が散見されるので、間違えないようにしましょう。デザートコーナーやチルドコーナーを確認してください。
衝撃体験ができるので一度は食べる価値あり、ただし入手難易度は緩和必要
さて総評としては生雪見だいふく、一度は食べてみてほしい商品でした。「できたての雪見だいふく」をコンセプトにしている通り、求肥の柔らかさやクリームのふわふわ感はまさしく「生」の感触。アイスクリームの雪見だいふくでは味わえません。
とはいえ、全店舗で品薄完売が続いているというなかで無理やり入手して食べるかといえば首をひねります。今年も売り切れになればロッテも流通を増やすと思われるので、在庫が安定してからの購入でも問題ないでしょう。
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