冷凍弁当のお供に？タイパを追求した「割るだけスープ」を飲んだら懐かしいアレの味がした

見つけた商品の名前は「割るだけスープ」

時短・簡便をキャッチフレーズにしているところを見ると、近年意識する人が増えているタイムパフォーマンス（タイパ）を意識した商品のようです。

面倒くさがりの私としてはぜひとも試してみたく、早速スーパーで探してきました。

見た目は完全にドレッシングですが、こちらが目当ての「割るだけスープ」。

今までありそうでなかった濃縮液体タイプのスープの素で、お湯や水でサッと溶かすだけでスープが完成するとのこと。

味は3種類あり、1つ目はみんな大好きコーンスープ。

公式サイトの紹介を引用すると「コーンピューレとフリーズドライコーンで素材の美味しさを引き出しました」とのこと。

次はコンソメスープ。個人的に淡路島のたまねぎスープが好物なので楽しみです。

公式サイトでは「玉ねぎの甘味たっぷりで優しく美味しい味に仕上げました」と紹介されていた。

3つ目はホタテチャウダー味。クラムチャウダーとは違うのかな…？

公式サイトでは「北海道のホタテの美味しいうまみをぎゅっと濃縮しました」と紹介されていました。

早速、「割るだけスープ」を飲んでみます！ おすすめの飲み方は、スープの素大さじ1杯（15ml）に対してお湯や水150mlとパッケージに記載されていました。

大さじを準備して計量する必要があるのかと思いましたが、容器の横を見ると1杯分の目安が分かるようになっています。

また、キャップを回すと中栓が開くのも地味に楽でした。栓を引っ張ってポンと開けるタイプだと、勢いで中の液体が飛んでしまうことがあるんですよね。

初めてなので150mlのお湯はきちんと量って入れます。次回からは「コップのこのあたりまで」のように目分量になりそうです。

まずはコーンスープから飲んでみます！

とろみはほとんどなく、かなりサラサラした舌触りです。コーンの甘味はあまり主張してこず、塩味のほうが強め。でもこの味、どこかで飲んだことがあるような…？

あ、あれだっ！！ファミレスとかカラオケのドリンクバーにあるコーンスープ、あの味にそっくりです。

どこか懐かしい味がすると思いました。思い返してみるとドリンクバーのスープも、濃縮された液体スープの素をお湯で割っていたような気がします。

正直、味は粉末スープのほうが美味しいです。とはいえ、ゴクゴク飲めるのでコーヒーの代わりとしてありかもと思いました。

次はコンソメスープです。

シンプルでおいしいコンソメスープ。ほんのりとたまねぎの甘味がありますが、そこまで主張は強くありません。

特別感のある「おいしい味」というわけではなく、これもドリンクバーで飲んだコンソメスープの味と似ています。

3つめはホタテチャウダー。

これは飲んだことない味。そしてうまい！ ホタテの旨みと甘味がきいており、あとは塩コショウかな？もう少しクリーミーさがあればよりおいしくなりそうです。

液体濃縮タイプなので冷水や牛乳にも溶けやすく、気軽に冷製スープも作れるらしいので試してみました。

公式サイトでもおすすめされていた、「ホタテチャウダー」と「コーンスープ」を牛乳で割るレシピで飲んでみます。

これは！お湯で割るよりも美味いっ！

お湯で割ったときに比べると圧倒的にクリーミーさがプラスされています。ホタテチャウダーもコーンスープも絶対に牛乳で割ったほうが美味しいです。

ただし、お湯で割るよりは溶けにくいので、冷たいもので割るときはしっかり混ぜたほうがよさそうです。

ふむふむ、案外いけます。

高級フレンチで出されたら「こういうものね」と納得して飲んでしまいそうな味です。

なんにしろ、牛乳で割るとクリーミーさと味の深みが増して「物足りなさ」が軽減されます。個人的にはお湯よりも牛乳で割るのがおすすめです。

タイパを意識して冷凍宅配弁当を食べている人は、スープが欲しいなと思う事はありませんか？

自分は食事にはお味噌汁やスープが欲しい人なので、今回の「割るだけスープ」は、便利さという点ではありだと思いました。

何日か使ってみて1番良かったのは、冬のデスクワーク中にホッとひと息つきたいときに気軽に作れるということ。サラッとしていて片手でも飲みやすいのが仕事中にピッタリで、口が物寂しいときに丁度よかったです。

気になった人は、1本試してみてはいかがでしょう。味は「ホタテチャウダー」がおすすめですよ。