「かんたん宅食ガイド ラクタさん」では、日々いろいろな宅食サービスを実食しています。今回はミールタイムの「さばの味噌焼き」を食べました。感想を正直レポートします。
ミールタイム「さばの味噌焼き」実食レビュー
最終更新日:2024年04月07日
さばの味噌焼き
栄養成分:カロリー483kcal たんぱく質17.2g 脂質12.4g 炭水化物72.9g 糖質67.5g 食物繊維5.4g 塩分1.4g カリウム492mg リン236mg 水分264.7g
アレルギー:小麦・ごま・さば・大豆・鶏肉
温め時間:500W:4分40秒 600W:4分00秒 700W:3分20秒 800W:3分00秒
今回の「さばの味噌焼き」は糖尿病食・脂質異常食・高血圧食としても食べられる「ヘルシー食」ですが、味はどうなのでしょうか。
さっそく食べてみたいと思います!
ミールタイムの「さばの味噌焼き」は、弁当全体で塩分が1.4gに調整されているとは思えないほど塩味が強く美味しいです。さば自体のサイズは小さいものの、味付けが濃いのでたくさん入っている白米も十分食べられます。
さばのクオリティも高く、腹側の身はとても脂が乗っており、骨もまったくなくて食べやすかったです。ただ味噌だれがついている部分にバラつきがあり、最初に食べたところはただの塩焼きのようでした。
「さばの味噌焼き」の下に敷いてある付け合わせは、ほうれん草や赤黄ピーマン、春雨などが清酒風調味料で炒められたもの。味付けはこちらも濃いめで、ごはんのおかずにもなります。
胡椒も効いており、見た目に反してインパクトがあるのが特徴的。美味しい付け合わせでした。
「さばの味噌焼き」の白米はもちもちでとても美味しいです。さばの味付けがかなり濃かったので、相性抜群の白米もばくばくと食べ進めてしまいました。
冷凍のせいかみっちり詰まっており、食べ応えがあります。咀嚼が促されるので、健康面を考えると炊き立てのご飯よりも良いと思いました。
1つ目の副菜は「鶏と蓮根のきんぴら」。ごまの風味がふわっと鼻に抜ける美味しい一品です。味はかなり薄めですが、きんぴら好きの筆者には好みな味付けでした。
鶏そぼろが入っているので、普段食べる野菜だけのきんぴらとはまた一味違った食感。ただ、蓮根とにんじんはもっとシャキシャキしていると良かったです。
2つ目の副菜「豆ひじき煮」は味付けがほとんどされておらず、感じるのは大豆本来の味のみ。ひじきは食感も残っておらずぐにゅっとしていて、あまり箸が進まなかったです。
いんげんも味がありませんでした。ただ、シャキッとした食感が残っていたのは評価できます。
最後の「小豆コーン炒め」は、その名のとおり小豆とコーンを一緒に炒めた珍しい副菜。おそるおそる食べてみると意外にも相性が良く、小豆のねっとり感とコーンの甘みがマッチして美味。
小豆はあんこのようになっているのかと思いましたがそうではなく、甘さはほとんどコーン由来のものでした。そこまで甘くないので、食中にちょこちょこと食べても他の邪魔をしない、好印象な副菜です。
ミールタイムの「さばの味噌焼き」は、最初こそさばのサイズ感に少しガッカリしましたが、食べるととても美味しくて驚きました。
高血圧食などとしても食べられる「ヘルシー食」にしては、味付けがかなり濃いめ。特に「さばの味噌焼き」は定食屋で食べる焼きさば定食くらいの味の濃さです。
素材のクオリティも高く間違いない美味しさなので、食事制限中でも濃い味を食べたい人はもちろん、魚好き・さば好きの人にもぜひおすすめしたいメニューでした。
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