宅配弁当サービス「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の違いを解説します。
美味しさ・栄養バランス・料金の安さなどに加えて、メニューの豊富さ、注文・解約のしやすさ、収納・後片付けのしやすさなども項目別に比較。
お得な初回割引``**についても解説しているので、「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」どちらを利用しようか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
「nosh」と「ワタミの宅食ダイレクト」の違い 美味しさ・栄養・料金など比較
最終更新日:2024年03月01日
※料金はすべて税込価格です。
※1食あたりの料金は小数点以下を四捨五入しています。
※口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の共通点
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」はどちらも冷凍の宅配弁当を扱うサービスです。
注文すると自宅に届き、電子レンジで数分温めるだけで食べられるため、買い出しや調理の手間を省けます。
また一部離島を除く全国のどこでも利用できること、置き配できない代わりに配達日時の指定や再配達が可能であることも共通点です。
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の違い
冷凍の宅配弁当サービス「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」を比較し、どんな違いがあるのかを解説していきます。
今回比較した内容を以下の表にまとめたので、まずはこちらをチェックしてみてください。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
コース | なし | いつでも二菜 いつでも三菜 いつでも五菜 介護食 アラカルト |
美味しさ | ★★★★☆ (4.0) |
★★★☆☆ (3.5) |
ボリューム | ★★★★☆ (4.0) |
★★★★★ (4.5) |
主食 | なし | ご飯追加可 |
栄養基準 | 糖質30g以下 塩分2.5g以下 |
コースで異なる |
1食あたり の価格 |
599~698円 | 360~734円 |
送料 | 913~2,827円 | 800~2,200円 |
初回割引 | 初回合計 3,000円OFF |
お試し割 10食セット |
メニューの 豊富さ |
100種類以上 | コースで異なる (月1回 メニュー更新) |
注文方法 | 定期購入 | 都度購入 定期購入 |
解約 | 2回目以降可 | 2回目以降可 |
収納 しやすさ |
容器1種類で 収納しやすい |
容器が薄くて かさばらない |
後片付け しやすさ |
紙容器で 捨てやすい |
プラスチックで 要分別 |
「nosh(ナッシュ)」は味が美味しく、「ワタミの宅食ダイレクト」の冷凍弁当に比べて見栄えが良いことが特徴的です。地味な料理ではなく華やかで美味しい料理を食べたい人には「nosh(ナッシュ)」が向いています。
一方「ワタミの宅食ダイレクト」は、副菜の数で冷凍弁当を選べること、低糖質な冷凍弁当や介護食があることが魅力。また追加料金を支払うことで冷凍ご飯を付けることもできます。
いくつかのコースのなかから自分にあった冷凍弁当を選びたい人、ご飯を自分で用意できない・したくない人には「ワタミの宅食ダイレクト」がおすすめです。
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の違いについて、項目別にそれぞれ詳しく解説していきます。
nosh(ナッシュ)とワタミの宅食ダイレクト比較
利用できるコースを比較
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」で利用できるコースをまとめました。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
コース | なし | いつでも二菜 いつでも三菜 いつでも五菜 介護食 アラカルト |
「nosh(ナッシュ)」には選べるコースがなく、購入する食数プランと食べたいメニューを選択するのみです。
「ワタミの宅食ダイレクト」には副菜の数が異なる『いつでも二菜』『いつでも三菜』『いつでも五菜』や、やわらかいおかずやムース食が選べる『介護食』など、豊富なコースがあります。
また『アラカルト』では、麺類や丼の具、冷凍総菜やご飯なども単品で購入可能。
副菜の数や弁当の種類が毎回同じで良ければ「nosh(ナッシュ)」が向いていますが、様々なコースから自分に合ったものを選びたい場合は「ワタミの宅食ダイレクト」がおすすめです。
美味しさ・ボリュームを比較
ラクタさん編集部で「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」を実食したところ、美味しさ・ボリュームの評価は以下のようになりました。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
美味しさ | ★★★★☆ (4.0) |
★★★★☆ (3.5) |
ボリューム | ★★★★☆ (4.0) |
★★★★★ (4.5) |
プロの料理人が監修している「nosh(ナッシュ)」の冷凍弁当には和洋中の料理が揃っており、見た目が華やかで味も冷凍弁当とは思えないレベルです。
「ワタミの宅食ダイレクト」は和食・洋食系が多く、味は薄めなことが特徴。4種のだしをブレンドした『わたみのかさねだし』が効いている、健康的な味付けです。味の評価は「nosh(ナッシュ)」のほうが上でした。
ボリュームに関しては、「ワタミの宅食ダイレクト」の『いつでも二菜』はボリューム控えめ、『いつでも三菜』は「nosh(ナッシュ)」と同程度ですが、副菜が4つ入った『いつでも五菜』はボリューミーです。
さらに1食160円で冷凍ご飯を別途購入することもできるので、しっかり食べたい人には「ワタミの宅食ダイレクト」が向いています。
nosh(ナッシュ)の宅配弁当
いろんな料理があり、味付けもちょうど良いのでナッシュを利用し続けています。特に好きなのは「チリハンバーグステーキ」と「クリームコロッケグラタン」で、何回リピートしたかわかりません。
一流シェフが監修しているだけあって、冷凍の弁当とは思えない味ですし、和食・洋食・中華と料理の種類も豊富なので飽きることがありません。
【関連記事】迷っている人には、利用者の実食レビューや口コミが参考になります!
ワタミの宅食ダイレクトの宅配弁当
うちの両親が昼ご飯として食べているのですが、 さすがワタミが運営してるだけあって味付けが美味しいと言っていました。ちょっとしたおかずがたくさん入っているので、ボリュームにも満足しているようです。今も続けています。
全体的に薄味だと感じましたが、塩分やカロリーを気にして作っているためというのが理解できました。メニューによって多少あたりハズレはありますが、魚系のメニューが美味しかったです。カレイの甘酢煮は身がとてもふわふわしており、甘酢のタレと絶妙にマッチしててご飯にとても合いました。
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栄養バランスを比較
宅配弁当サービスは管理栄養士が監修しているところが多く、栄養バランスの整った食事を摂れることが魅力です。
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の栄養やカロリーを比較しました。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
監修 | 管理栄養士 | 管理栄養士 |
栄養基準 | 糖質30g以下 塩分2.5g以下 |
コースで異なる |
カロリー 目安 |
300~500kcal | 130~350kcal |
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」はどちらも管理栄養士が監修しており、栄養バランスを考慮しながら作られています。
「nosh(ナッシュ)」は、全メニュー1食あたり糖質30g以下・塩分2.5g以下という栄養基準を設けていることが特徴。コース選びが面倒な人、とりあえず健康的な食事がしたい人には「nosh(ナッシュ)」がおすすめです。
「ワタミの宅食ダイレクト」は、コースによって栄養基準が異なります。
カロリー | 塩分 | 糖質 | たんぱく質 | |
---|---|---|---|---|
いつでも二菜 | 130~200kcal | 1.5g以下 | - | - |
いつでも三菜 | 250kcal前後 | 2.0g以下 | - | - |
いつでも五菜 | 350kcal前後 | 3.0g以下 | - | - |
やわらかおかず (介護食) |
200kcal前後 | 2.0g以下 | - | 8.0g以上 |
ムース食 (介護食) |
250kcal前後 | 1.5g以下 | - | 13.0g以上 |
カロリーと塩分の栄養基準はすべてのコースに設けられ、高齢者向けの『やわらかおかず』と『ムース食』にはたんぱく質の制限があります。
「nosh(ナッシュ)」よりも厳しく食事制限をしたい人、自分に一番合った栄養バランスの冷凍弁当で健康管理をしたい人には、「ワタミの宅食ダイレクト」がおすすめです。
料金プラン・送料・支払い方法を比較
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の料金プラン・送料・支払い方法を、以下の表にまとめました。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
料金 プラン (※) |
6食:4,190円 8食:4,980円 10食:5,980円 20食:11,980円 |
いつでも二菜 都度:7食2,520円 いつでも三菜 都度:7食4,023円~ 定期:7食3,821円~ いつでも五菜 都度:7食4,586円~ 定期:7食4,586円~ 都度:7食5,138円 やわらかおかず 都度:7食5,040円 ムース食 都度:7食4,901円 |
価格 | 599~698円/1食 | 360~734円/1食 |
送料 | 913~2,872円 | 800~2,200円 |
支払 方法 |
後払い クレジットカード |
後払い 代金引換 クレジットカード |
カード | ・VISA ・Mastercard ・American Express ・JCB ・Diners Club |
・VISA ・Mastercard ・American Express ・JCB ・Diners Club |
「nosh(ナッシュ)」は一度に注文する食数を多くすると1食あたりの価格が安くなり、通常価格は599~698円/1食。継続利用することで割引が適用される「nosh club(ナッシュクラブ)」を活用すれば、最終的に499円/1食で購入可能です。
「ワタミの宅食ダイレクト」も食数が増えると安くなりますが、10食・14食・20食は『いつでも三菜』と『いつでも五菜』限定。ほかのコースは7食のみ注文できます。
さらに『いつでも三菜』『いつでも五菜』は、定期購入でメニューを選ぶと3%OFF、おまかせにすると5%OFFになります。
なお1食あたりの価格は『いつでも二菜』がもっとも安く360円/1食です。
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」はどちらも送料が別途かかります。
地域と段ボールサイズによって送料が変わる「nosh(ナッシュ)」。送料込み価格が一番高くなるのは、沖縄で6食プランを利用する場合で1,056円/1食。一番安くなるのは、関西で20食プランを利用する場合で656円/1食です。
地域によって送料が変わる「ワタミの宅食ダイレクト」の送料込み価格が一番高くなるのは、沖縄で『介護食』7食を利用する場合で1,034円/1食。一番安くなるのは、本州・四国・九州で『いつでも二菜』7食を利用する場合で474円/1食です。
送料を含めた料金を抑えたいのであれば、「ワタミの宅食ダイレクト」を利用することをおすすめします。
初回割引のお得さを比較
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
割引 | 初回合計 3,000円OFF |
お試し割 10食セット |
詳細 | 1~3回目の注文が 1,000円OFFになる |
通常価格より安い 単発購入の お試しセット |
「nosh(ナッシュ)」の初回割引は、合計3,000円OFFされるという内容です。特設サイトから定期注文することで1~3回目の注文に1,000円割引が適用され、499~532円/1食というお得な金額で冷凍弁当を購入することができます。
「ワタミの宅食ダイレクト」には定期購入の初回割引ではなく、『いつでも三菜』『いつでも五菜』のお試し割10食セットが用意されています。
通常465円~/1食の『いつでも三菜』10食は390円/1食、通常546円~/1食の『いつでも五菜』10食は488円/1食と、「nosh(ナッシュ)」よりもお得に購入可能です。
ただし「nosh(ナッシュ)」の割引は1~3回まで適用されるため、割引の合計金額は高いです。1回きりではなく継続する予定があるなら、「nosh(ナッシュ)」を利用してみましょう。
メニューの豊富さを比較
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」のメニュー数や更新頻度を比較します。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
数 | 100種類以上 | コースで異なる |
更新 頻度 |
新しいメニューが続々と登場 | 1ヵ月ごとに メニュー更新 |
選択 | 可能 | 一部コースの 定期購入のみ可能 |
「nosh(ナッシュ)」には常時100種類以上の冷凍弁当メニューが用意されています。
また「nosh(ナッシュ)」は新しいメニューが続々と登場するため、飽きにくいことが特徴。メニューを1食ずつ選べるので、自分の好きな料理だけを食べたい人にも向いています。
「ワタミの宅食ダイレクト)」は基本的にメニューを選べず、おまかせのセットを購入する形です。ただし『いつでも三菜』『いつでも五菜』をWebサイトから定期購入する場合は、メニューを自由に選択することができます。
メニューの更新頻度は『いつでも三菜』と『いつでも五菜』が1ヶ月ごと、それ以外のコースは不定期です。
なお、『いつでも三菜』『いつでも五菜』には50種類程度のメニューが、それ以外のコースには20~30種類程度のメニューが用意されています。
注文・解約のしやすさを比較
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の注文・解約のしやすさに関する情報を以下にまとめました。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
注文方法 | 定期購入 | 都度購入 定期購入 |
購入できる セット数 |
6食・8食 10食・20食 |
7食・10食 14食・20食 |
アプリ | あり | なし |
解約方法 | アプリ・Webサイトで2回目以降可能 | 電話・Webサイトで2回目以降 可能 |
「nosh(ナッシュ)」の注文方法は、6・8・10・20食セットの定期購入のみです。自分の好きなメニューを1食ずつ選ぶことができ、専用アプリがあるので注文や変更手続きも簡単にできます。
また定期購入といっても、2回目以降はいつでも解約可能です。初回割引を使った直後に解約することもできます。
一方「ワタミの宅食ダイレクト」は都度購入もできます。そのため、定期購入を避けたい人には「ワタミの宅食ダイレクト」がおすすめです。
収納・後片付けのしやすさを比較
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」の容器サイズ・材質を表でまとめました。
どちらの冷凍弁当のほうが収納・後片付けはしやすいのかについて解説します。
ナッシュ |
ワタミの宅食 ダイレクト |
|
---|---|---|
サイズ (cm) |
18.0×16.5×4.5 | いつでも二菜:12.0×12.0×3.0
いつでも三菜:17.6×13.6×2.6 いつでも五菜:16.2×22.5×2.6 介護食:17.4×12.9×2.4 |
材質 | 紙 | プラスチック |
「nosh(ナッシュ)」の容器は1種類のみで、どのメニューでも容器サイズは一緒です。
「ワタミの宅食ダイレクト」の容器は、選ぶコースによってサイズが異なります。
ほとんどの容器は「nosh(ナッシュ)」の容器よりもサイズが小さいですが、『いつでも五菜』の容器は横幅が22cm以上とかなり大きいです。
ただし「nosh(ナッシュ)」の容器は高さが4.5cm程度であるのに対して、「ワタミの宅食ダイレクト」の容器は高さが2.4~4.0cmとかさばりません。
冷凍庫の収納スペースがどのくらい必要になるかは、選ぶコースによって異なります。しかし重ねて置くという点においては「ワタミの宅食ダイレクト」のほうがコンパクトに収まります。
なお「nosh(ナッシュ)」の容器は紙素材なので燃えるゴミで捨てられますが、「ワタミの宅食ダイレクト」の容器はプラスチック製です。地域によっては分別する手間がかかります。
美味しさは「nosh(ナッシュ)」 選択肢の多さは「ワタミの宅食ダイレクト」
「nosh(ナッシュ)」と「ワタミの宅食ダイレクト」を比較したところ、美味しさや見た目、メニューの豊富さといった冷凍弁当のクオリティにおいては「nosh(ナッシュ)」が優れていることがわかりました。
副菜の数、糖質制限・ダイエット・高齢者向けといった目的別で自分に合ったものを選びたい人には、「ワタミの宅食ダイレクト」が向いています。
どちらもお得な初回割引やお試しセットが用意されているので、両方を体験してから本格的に利用する宅配弁当サービスを決めるのもおすすめです。ぜひ試してみてください。
男性/20代/会社員
味はとても美味しいです。素材の味がしっかりしていて、調味料も程よく効いています。和洋中など様々なジャンルの料理があり、毎週新しいメニューも登場するので飽きません。
一食あたり約500kcalというのがちょうど良く、お腹いっぱいになります。野菜やたんぱく質もたっぷり入っています。