さて、今日食べるメニューは「鶏ささみ」である。ハンバーグや海鮮焼きそばなどのボリューミーなメニューを見てきた人からすると、地味な印象を受けるかもしれない。
また、ささみは脂質の少ない部位であることから、減量を意識しているイメージも強くなるだろう。定番すぎてあえて『マッスルデリ』で食す意味があるのだろうか?
若干ネガティブな印象からスタートした本記事であるが、食べてみておいしいと感じれば批判などインクの染み同然なのだ。早速実食していきたいと思う。


【マッスルデリ】素朴な印象の裏に眠る和食のうまさを詰め込んだ「鶏ささみの梅大葉焼きセット」
最終更新日:2025年04月21日

主菜は鶏ささみの梅大葉焼き、副菜はおからと大豆の和え物、主食の玄米とシンプルな構成。
ハンバーグの際には副菜でチキンソテーが入っていたこともあったので、やはり質素に感じる。
解凍も500Wで6分20秒と比較的短めだった。今日はレンジを待っている間にゴミ出しを2往復ほどして、運動をした気分になっておく。

想像していたよりも、見た目は鮮やかだった。ささみには黄赤の2色パプリカが添えられていたり、おからと大豆の和え物にはにんじんやネギが入っていたりとカラフルである。
最初のイメージから考えると、なかなかどうしておいしそうではないか。ここ数日洋食や中華だったこともあり、口が和食を欲していたこともあるかもしれない。
豪快に音を立てて割り箸を割ると、さっそくメインディッシュに手を付けることにした。

ささみ肉にたっぷりと梅ソースを絡めた後、赤パプリカと一緒に口へ放り込む。とたんに広がる梅干しと刻んだ大葉から発せられる"シソ"の風味。梅の酸味が味蕾をきゅっと引き締める。
大きく厚切りにされたパプリカは甘味が強めでほぼ苦味はなく、柔らかい鶏肉とマッチしていた。
梅の酸味は適度な刺激で、そこまで強くはないため酸っぱいものが苦手な人でもいけそうだ。塩気を感じやすくなるため、味が薄いとは感じなかった。

おからの優しい甘さをベースに、人参やネギなどの野菜の素朴な風味が感じられて美味。
大豆は意図的だろうか、薄皮の部分が残してある。筆者は豆の皮を楽しむ傾向にあるのだが、つぶあん派には辛いかもしれない。
よくよく考えると、おからも原料は大豆である。「豆腐に醤油をかける」「味噌汁に油揚げを入れる」など、和食には大豆に大豆を混ぜる調理が多い。
「大豆」という一つの原料で多様な食品を生み出す技術に驚きつつ、和食の基礎になっていることを実感しながらおからを噛みしめた。
醤油や味噌などの調味料をこよなく愛する日本人は、何にでもガラムマサラ(カレー粉)をかけるインド人を批判できない立場なのである。

さて、今回もあっという間に完食してしまった筆者だが、もしかしたらこの記事を見て「どんな味なのだろう」と興味を引く人がいてもおかしくないのではないか。
いまいち注文方法がわからないという人のため、筆者が実際に注文したときの流れをざっくりと紹介しておこうと思う。
なお、「マッスルデリ」はアプリ等はなく、Webから登録が必要な点に注意だ。初回はお得に注文できるため、まずは下記のボタンからマッスルデリの公式サイトを開き、「今すぐお得に購入する」をタップ。

チャット風の申し込みページに移行した後、最初に割引対象のプランが表示されるので選択しよう。筆者は迷わず男性ダイエット用5食セットを注文したが、料金は女性ダイエット用の方が安い。
内容に多少の差はあるが、お試しするだけなら男性でも女性ダイエット用を選んでも良いだろう。

後は個人情報や支払情報の入力などをチャット風の指示に従っていくだけで簡単に注文完了できる。
必要な項目を一つずつ投げかけられるチャット風の申し込みページは分かりやすく、筆者自身登録して首をかしげるようなことはなかった。Webページの30秒は少し言い過ぎかなと思いつつも、数分程度で終わる手軽さではある。

配送について、筆者は2025年3月31日に注文して同年4月5日に届いた。大体一週間くらい見ておくとよいだろう。「明日食べたい!」と思い立って即日発送することはできないので注意。
初回特典利用後は自動的に定期配送になることも覚えておきたい。解約は専用ページからしかできないため、継続を考えてない人はチェックしておこう。
また、少し割高ではあるが、楽天市場でも購入可能だ。こちらは定期配送はなく完全買い切りなので、検討してみると良いだろう。

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