某アニメブームを揶揄し、そのタイトルをもじった「キメハラ」という言葉がある。これは流行りのものに対して「まだ見てないの?」「まだやったことがないの?」と圧力をかけるハラスメント行為を指し、私は「みそきん」に対しても、それと同じものを感じていたので、今まで敬遠していた。
しかし2025年2月と3月に行われるみそきんの再販が「最後」と知り、気が付けば買い出しに走っていた。なんとなく、もう食べられないとなると惜しくなるものである。


【みそきん】最後の再販!普通にうまい300円のラーメン【ラストチャンス】
最終更新日:2025年02月27日


2月27日午前11時、無事確保。
食すべく早速ふたを開けてみると、すでに具や粉末が麵の上にかかっており、袋分けはされていなかった。香味油は別袋で付属。
ここで気になったのが、肉が入っていなかったこと。味噌ラーメンと肉は切っても切れない関係にあると思っていた私は、少し拍子抜けした。
代わりにもやしとネギ、メンマが敷き詰められていたのが特徴的で、具材のボリューム感を出す工夫をしているのは評価したい。

販売元は日清食品。カップヌードル系だったため、お湯を入れてすぐ作れる仕組みになっているのは納得した。一応、成分的にはスープにポーク調味料は入っているらしい。
にんにくや香辛料、オニオンパウダーが入っているため、成分を見た感じでは「かなり強い味なのではないか?」という懸念も出てきた。実際に他のレビューでは濃い目の味と評されることも多かったので、念のためブレスケアを用意して準備を進める。

お湯を注ぎ、5分待ったら出来上がり。ちょっとヌードル系にしては長めな印象。
仕上げの香味油はネギの風味が強く出ており、手に付着して結構匂いが残った。
麺はヌードル系によくあるちぢれ麺だが、通常より気持ち太め。汁をよく吸ってぶちぶちになるので、素早く食べる必要がありそうだ。軽くかき混ぜていざ実食!

白みそベースで甘みのあるスープは、思ったよりスパイシーな感じはなく味噌の隠ぺい力の強さを感じる。むしろ、カップスター系の味噌ラーメンにありそうな割とシンプルな味付け。時々入ってくるメンマがシャキシャキ食感で良いアクセントになっている。
あれだけ匂いを放っていた香味油はなりを潜めつつも、喉を通ったあとはニンニクと味噌の風味が突き抜ける。口臭が気になるほどの強さではなく、辛みもほぼ感じなかったが、唐辛子等の香辛料が含まれているので苦手な人は一応注意。

濃いめの味というレビューが散見されたが、しょっぱいと感じるレベルではなく、スープは余裕で飲みきれるレベルだった。クリーミーに仕立てられているおかげで、最後の印象は優しさが残る。ご飯を一緒に入れるのも検討。
どうしても気になってしまったのが麺で、ぶちぶちしてスープとの絡みをあまり楽しめなかった。同じ日清食品でも「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ」のようなストレート系のコシがある麺も作られているので、もう少し工夫が欲しかったところ。
総評としては、おいしいと感じるものの価格は税込み301円と安いとは言えない。筆者的にはむしろ、500円を超えてもいいから麺にもこだわりを持って仕上げてほしいと感じてしまった。忖度なしで言ってしまえば、ブランド力ありきの人気はあると思う。
賛否両論ある商品ではあるので、ぜひ一度試してみてほしい。

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