忙しい朝、お弁当を作る時間がない、あと1品足りない……そんなときに頼れる冷凍食品「おべんとPON」。袋からポンッと出すだけで、手軽にお弁当が完成する話題の商品を実際に試してみました!

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本記事について
※料金はすべて税込価格です。
※1食あたりの料金は小数点以下を四捨五入しています。
※口コミは個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。

お弁当作りが楽になる⁉ 噂の商品を近くのお店で発見!

おべんとPON

近所のスーパーで見つけた味の素冷凍食品の新ブランド「おべんとPON」。

『日経トレンディ2024年12月号』で2025年ヒット予測ベスト4位に選ばれていた注目の商品ということで、さっそく試してみました!

「おべんとPON」は、これまでの冷凍食品にはなかった新しい3つの特徴が詰まっています。

おべんとPON3つの特徴

出典元:味の素冷凍食品「おべんとPON」公式

  • 冷凍庫のスキマに入るコンパクトさ
  • 袋からそのまま出せて洗い物を削減
  • トレーなしだから丸めて捨てられる

どれも冷凍食品にありがちな「小さなストレス」を解決してくれるアイデアばかり

自然解凍OKだから解凍の手間がなく、忙しい朝のお弁当作りを時短できるのが魅力です。

おべんとPON

内容量は1袋につき5個入り

全国のスーパーやネットスーパーの冷凍食品売り場で、1袋215円(※)で販売されています。

ちなみに筆者は最寄りのヤオコーでGETしました!

商品名 おべんとPON
店頭価格 213円/袋(※)
内容量 1袋5個入り(全5種類)
発売元 味の素冷凍食品株式会社
発売日 2024年8月11日
販売場所 全国のスーパー
ネットスーパー

※2024年12月購入時点の価格。

コンパクトで可愛い!メインになるおかずが全5種類

おべんとPON

「おべんとPON」はとにかくコンパクト。ぎゅうぎゅうに詰まった冷凍庫でも5種類すべての商品が無理なく収まりました

しかもカラフルで可愛いパッケージだから、どの味か一目でわかるのも助かります。

「おべんとPON」のラインナップは、こちらの5種類!

お弁当の主役になれる定番おかずがそろっています。

おべんとPONのシリーズ

  • とんかつ
  • からあげ
  • メンチカツ
  • つくね
  • とり天

どんな味がするのか、ひとつずつ電子レンジ(500Wで30秒)で解凍して実際に食べてみました!

自然解凍でも使えますが、電子レンジで解凍する場合はパッケージ裏面に記載されている解凍時間を参考にしてくださいね。

とんかつ:肉厚でやわらかい

おべんとPON

青色のパッケージに包まれているのが「とんかつ」です。

おべんとPON

見映えはよくある冷凍食品のとんかつ。

お皿に並べると、不揃いが目立つのが気になる……


ポジティブに考えれば、お弁当箱のスキマにあわせて使いやすい。ネガティブに考えると、なんだかちょっと損をした気分で残念でした。

おべんとPON

お肉はとてもやわらかく、パサパサとした食感もなし!

小ぶりながらに十分な食べ応えです。

味や見た目は一般的な冷凍食品のとんかつですが、想像を超える絶妙なやわらかさはとても印象的した。

からあげ:ご飯がすすむ絶妙な醤油味

おべんとPON

オレンジ色のパッケージに包まれていたのが「からあげ」です。

にんにく控えめの醤油味といった印象。

公式サイトには「ほんのり醬油味」と書かれていたので、味が薄いのかな?と心配していましたが、まったくそんなことはありませんでした!

おべんとPON

半分に切ってみるともも肉がぎっちり。

たまにナゲットみたいな冷凍からあげもありますが、「おべんとPON」は小さいものの手作りからあげに近い食感と仕上がりです。

メンチカツ:キャベツたっぷりの食べ応え

おべんとPON

ピンク色のパッケージに包まれているのが「メンチカツ」です。

ここで思わぬハプニング……。

袋を逆さまにして中身を取り出そうとしたら、衣がドバッとこぼれてしまいました。

おべんとPON

これがお弁当のうえだったら、と考えると少しヒヤッとしますね。

衣付きのものは少し慎重に盛り付けたほうがよさそうです!

おべんとPON

メンチカツは、キャベツの存在感がしっかりと感じられます

シャキッとした歯ごたえと、コショウの効いたお肉の旨味が本格的。

衣が剥がれる様子もなく、なかなかの仕上がりです。

つくね:れんこんの歯ごたえがクセになる

黄色のパッケージに包まれていたのが「つくね」です。

からあげやとんかつといった主力おかずに比べると、正直あまり期待していなかったのですが、一口食べてびっくり!

おべんとPON

れんこん・にんじん・たまねぎがたっぷりと入っていて、いろんな食感が楽しめます

特にれんこんのシャキッとした歯ごたえは、まるで軟骨入りつくねを思わせるような満足感

お酒のおつまみにもぴったりな、筆者イチオシの一品です!

とり天:あおさ香るサクふわ食感

おべんとPON

最後は緑色のパッケージに包まれている「とり天」です。

袋を開けた瞬間、ふんわりとあおさの香りが広がります

おべんとPON

薄い衣は、電子レンジで解凍してもサクッとした食感がしっかり残っていて驚き!

お肉はしっとり柔らかく、あおさの風味と塩っけが絶妙なバランス

ちくわの磯辺揚げが大好きな筆者ですが、上位互換に匹敵するおいしさでした。

実践|袋からそのままポンッ! サイズ感がちょうどいい

さっそくお弁当のおかずとして使ってみることに。

冷凍庫からだして、そのままポンっと出せるのは想像以上に便利です。取り出してから盛り付けまで1分もかかりません

今回は卵焼きなどのおかずと一緒に使いましたが、「おべんとPON」だけでおかずを構成すれば、かなりタイパのいい商品と言えます!

そして、タイパ以上に筆者が良かったと感じたのがサイズ感

絶妙な小ささなので、ちょっとした隙間を埋めるのにぴったりです。小さめのお弁当箱にもたくさんのおかずを詰められます。

特に子どもの遠足用のお弁当は「たべやすいもの」「こぼしにくいもの」と指定されることがあるため、一口で食べられるこのサイズ感は重宝できる商品だなと感じました。

こんなときは特におすすめ!

  • 隙間にあともう1品ほしいとき
  • 少量でいろんなおかずを食べたいとき
  • 子どもが一口で食べられるサイズがほしいとき

ちょっと惜しい……再開封できる構造があれば最高だった

全体的に好印象だった「おべんとPON」ですが、少し気になる点も。それは、一度開封すると袋を閉じられないことです。

一度で使い切ることは少ないと思うので、ジップロックのような再封可能な仕組みがあれば、もっと手間なく使えるのにな……と感じました。

おべんとPON

開けっ放しにすると乾燥してしまうため、冷凍用のジップロックや留め具が欠かせません。

コスパも検証! 普段使っている冷凍食品と比較してみた

おべんとPON

外装も中身もコンパクトな「おべんとPON」。

小さいということは他の冷凍食品と比べてもお手頃なのか。もしくは値段は変わらないのか。コスパの部分がどうなっているのか気になってきますよね。

そこで「おべんとPON」と同じ売り場に並んでいた、ニチレイの「からあげチキン」と味の素の「塩麹レモンから揚げ」計3商品を使って調査してみました!

味の素
おべんとPON
(からあげ)
213円
(42.6円/個)
5個入り
ニチレイ
からあげチキン
192円
(32円/個)
6個入り
味の素
塩麹レモンからあげ
429円
(42.9円/個)
280g
(10個入り)

※2024年12月購入時点の価格。

「おべんとPON(からあげ)」は1個あたり42.6円

これに対し「からあげチキン」は1個あたり32円、「塩麴レモンからあげ」は1個あたり42.9円という結果になりました。

「おべんとPON(からあげ)」は「塩麴レモンからあげ」の半分ほどの大きさ。サイズ感を考えると、残念ながらコスパがいいとは言えなさそうです。

ただ、サイズ感やタイパの良さは他の商品を上回る魅力があります。節約重視の人には向きませんが、多少の金額を払っても利便性を上げたいという人にはとてもおすすめです。

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