みなさんがGoogleなどで検索しているとき、このような表示をよく見るのではないでしょうか?
「◯◯ まずい」「◯◯ やめとけ」 検索でネガティブワードが出るのはなぜ? Google検索の専門家が解説
最終更新日:2024年11月21日
このように、検索キーワードの候補にはネガティブなキーワードがよく出ます。
せっかく何かを申し込んだり買ったりしようとしている時に、こんなものを見せられてしまっては心配になって中身を見に行かないわけにはいきませんよね。ひょっとしたらこのページを見ているあなたもその一人かもしれません。
多くの人はこれを「まずいから表示される」「購入した人がこぞってやめとけと言っているから表示される」と捉えてしまいがちですが、実際にはそういうことではありません。
検索キーワードの候補はどうやって決まるのか
Googleで検索窓にキーワードを打ち込もうとすると、勝手に完成されたキーワードが候補として表示される機能があります。
また検索結果を見ていくと「他の人はこちらも検索」こういう関連キーワード候補が表示されています。
これらの検索キーワードの候補が決まる要素はいろいろありますが、おおまかに言えば
・検索する人が多いと検索キーワードの候補に表示されるようになる
・実際にクリックされたキーワード候補は優先的に表示されやすくなる
というのがベースにあるようです。
これは事実として「まずい」から出てきているのではなく、また必ずしも皆さんが自主的にキーワードを打ち込んだから出ているわけでもなく、
- 気になったけど頼んでみておいしくなかったら嫌だから、「まずい」って書いてる人がいないか検索して探してみよう、という人が一定数いて
- その結果として「まずい」がキーワードの候補にでてくるようになってしまい
- 調べようと思っていなかった人も実際にその候補を見てしまうと「え、まずいの?」と心配になってしまい、多くの人がクリックした結果
- さらに優先的にキーワード候補に表示されるようになる(以下ループ)
というような理由で候補に表示されているわけです。
これは「まずい」「やばい」などのワードに限った話ではなく、ネガティブな内容を想像してしまうワードが関連キーワードとして表示されてしまうと、検索ユーザーが気になってしまい普通のキーワードよりも多くの人にクリックされやすいので、必然的にいろいろなキーワードのおすすめ候補にネガティブなワードが表示されてしまいます。
他にもたとえばサプリや医薬品で検索すれば「効果なし」「危険」「副作用」。アーティスト名で検索すると「解散」、芸能人の名前で検索すると「引退」「結婚」など、事実とは関係なく表示されてしまっていることが多いのですが、それも同じ理由です。
なお当サイトが扱う冷凍宅配弁当について、実際にたべてみて美味しいかまずいかのような実食レビューは、下記の記事に詳しく書いているのでぜひ読んでみてください。
実際に食べてみて味を確認した記事
検索すると「まずい?」「やめとけ」のようなページがたくさん出てくるのはなぜ?
とはいうものの、検索するとネガティブなワードを含むページがたくさんでてくるのも事実。
これは実際にまずかったから記事ページを作っているわけではなく、「まずいんですか?」「やめといたほうがいいんですか?」ということに興味を持ってる方々が多いため、サイトを運営する人たちは、その人たちが心配していることに対して実際にどうなのかを説明するようなページを作ってアクセスを増やそうとするわけです。
例えば当サイトの以下の記事がそれに該当します。
当サイトの方針としてまったくおいしくないものを「おいしいよ」と書くことはもちろんしないのですが、ネガティブワードで検索した人の多くは「候補に表示されたから心配になった」という人たちなのも事実。
そういう人たちに向けて「実際食べてみたけどハンバーグなどの人気商品ははずれなく美味しい」「このメニューはさすがにおすすめできない」など、忖度なくお伝えできるよう解説しているつもりですので、みなさんの宅配冷凍弁当選びの参考にしていただけると嬉しいです。
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メディア制作歴24年。3つのファッション雑誌の編集長を経て、女性向け大手Webメディアに参画。モデル育成やプロデュースに定評がある。
長年、ダイエットに苦しむモデルたちの姿を目にし、食事制限を行わない体型維持を推奨。20㎏の減量に成功した自身の経験を生かし、ダイエット食のアドバイスも行っている。