「かんたん宅食ガイド ラクタさん」では、日々いろいろな宅食サービスを実食しています。今回は食のそよ風「鱈のバター焼きレモンソース」を食べました。
魚があまり得意ではない筆者にどう刺さるのか、感想を正直レポートします。
食のそよ風「鱈のバター焼きレモンソース」実食レビュー
最終更新日:2024年04月08日
鱈のバター焼きレモンソース
栄養成分:カロリー146kcal たんぱく質13.4g 炭水化物8.7g 脂質6.3g 塩分1.7g
アレルギー:小麦・卵・乳成分・牛肉・ごま・大豆・豚肉・鶏肉・ゼラチン
温め時間:500W3分~3分30秒、700W2分~2分30秒
食のそよ風の「鱈のバター焼きレモンソース」を実食!こちらは『プリデリカ』シリーズのBセット5食入りに入っていたメニューです。
実はそれほど魚料理や貝類が得意ではない筆者。鱈は淡白な味のイメージなので、美味しく食べられることを期待してのピックアップです。
普段は家で作らない「レモンソース」のおしゃれな語感にもワクワクしつつ、ランチとして食べてみます。
まずはメインの「鱈のバター焼きレモンソース」から。見た目はとろみのあるソースがつややかに輝いていて、とても美味しそう! しかし香りは特に際立つものがなく、もっとバターっぽさを想像していた筆者は「あれ?思ったより洋風っぽさが少ない」という第一印象でした。
鱈をひと口食べると、ちょうどソースがかかっていない端のところだったようで、ほぼ味がしませんでした。魚本来の味は楽しめますし臭みもないので困りはしませんが、温めたあとはソースをまんべんなく伸ばしてから食べるのがよさそうです。ちょっと反省……。
ソースを絡めてふた口め、レモンソースは非常に酸っぱいです! もちろんレモンソースなのでレモン風味は予想していましたが、まさかこんなに酸味がしっかりしているとは……。フレッシュな酸味というよりは人工的なレモン味だったので、あまり得意な味ではありませんでした。
原材料が気になって見てみると、レモンだけでなく、レモン系のオイル調味料やレモンジュースが使われているようです。
「調味料だから悪い」というわけではありませんが、冷凍弁当にさらに加工調味料が加えられていると、風味のクセが増してしまうのかもしれませんね。魚料理は素材の味がシンプルなぶん、もう少しソースも素朴な味付けだと筆者に舌に合いそうです。
気を取り直して、副菜にも箸を伸ばします。プレート右上に入っているのは「いんげんと炒り卵」。
味は非常にあっさりめの中華だし風です。いんげんはシャキッとした食感をほどよく残しており、ふわっとした炒り卵とよく合います! 薄味ですが、主菜の主張が強かった分、ほっとする味わいに思えました。
プレート左上の副菜は「さつま揚げとピーマンの炒め」です。
日本人が好みそうな甘じょっぱい味付けで、母親が作ったお弁当のおかずを思い出しました。こちらの副菜はかなり味が濃く、ごはんが欲しくなります。
味のバランスを整えたくて、主菜と一緒に口に含むことも考えましたが、レモンソースのインパクトを思い出し単品で食べることに……。醤油・みりん・酒・砂糖のスタンダードな味付けの副菜なので、やや奇抜なレモンとの相性はいいとは言えません。
副菜ひとつ取っても味自体は美味しいので、もう少しプレート全体の調和が考えられていると嬉しいというのが筆者の本音です。
食のそよ風「鱈のバター焼きレモンソース」は、右下にある切り取り線をあらかじめカットしてからレンジで温めます。
今回、筆者は500Wで念入りに3分30秒温めました。しかし残念なことに、主菜の「鱈のバター焼きレモンソース」は鱈の中心部がやや冷たいまま……。温めムラができやすい可能性があるので、レンジで温めている途中で、向きや位置を変える工夫が必要かもしれません。
また、主菜に添えてあるほうれん草からバターオイルらしきものでヒタヒタな点が気になりました。汁が多いからといって全体が水っぽくなるわけではないのですが、食べ終わったあとソースの残りと一緒に生ごみとして捨てる手間、プレートをすすぐ手間が発生……。
「手軽に低カロリーなおかずを食べたい!」「手の込んだ魚料理を味わいたい!」と楽しみにしていた分、小さなこととはいえ問題点がいくつかあり、しょぼんとしてしまいました。
洗い物が出る前提で食べると、あとあと面倒くささを感じずに済みますよ。肉料理も今回注文したセットに入っていたので、そちらに再度期待します!
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